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スキマバイトで”連勤”って制限あるの?上限や法律の規定は?

24.02.09

夏休みや年末年始など、複数日に渡って休みが続く時、「せっかくの休みなのであればガッツリ稼ぎたい!」と多くの人が考えるでしょう。
しかしアルバイトやパートは法的に連勤できる上限が定められており、せっかくガッツリ勤務したいと思っても何日かは休日を設けなければなりません。

また他のメンバーとの兼ね合いで、希望を出したものの出勤が確定した日が少なかったというケースもあるでしょう。

では一方でスキマバイトはどうでしょうか?
今回は、スキマバイトの連勤制限について解説したいと思います。

最大連勤や必要な休みの回数は?

アルバイトやパートの場合は、労働基準法第35条において、「1週間で少なくとも1日」または「4週で4日以上」休日を設けなければならないと定められています。

もし毎週1回以上の休みを設ける場合、最初の週の初日と2週目の最終日を休日にすることで、最大12連勤することが可能になります。
また休みが変動制のシフト形態の場合、休みを最初もしくは最後の4日に固めると、最大24連勤できます。

なお企業は、従業員の連勤について最大連勤に留意しなければならない他、原則1日8時間、1週間40時間の法定労働を厳守しなければなりません。
万が一、1日8時間、1週間40時間を超えると、残業手当として超過分の時給は1.25倍の報酬を支払わなければならないと定められています。

スキマバイトには連勤の概念はある?

先ほどは、アルバイトやパートについての連勤にまつわるルールをお伝えしました。
では、スキマバイトについての連勤はどうなるのでしょうか?

労働基準法が適応されるのは、あくまでも企業と雇用契約を結んでいる労働者が対象となります。
スキマバイトは雇用契約と業務委託契約の2種の契約種別がありますが、業務委託契約の場合は労働基準法の対象外となり、連勤についても問われることはありません。
そのため企業としても、スキマバイトの労働時間や労働日数を考慮する必要はなくなります。

しかし、雇用契約を結ぶスキマバイトの場合は、たとえ違う事業所だったとしても労働時間によって雇用者側に残業手当を支払う義務が発生することもあります。
割増賃金は原則として後から労働契約を締結した会社が支払うものと定められています。
後からトラブルにならないためにも雇用契約を結ぶスキマバイトで連勤をする際は、スキマバイトの担当者に詳細を確認するようにしましょう。

連勤も良いけれど、体調管理も意識しよう!

スキマバイトの多くは、労働基準法の適応外となる業務委託契約がメインとなります。
そのため、連勤にまつわる規制はありません。
スキマバイトを上手に活用することで、短期間でガッツリと稼ぐことができるでしょう。

しかしいくら連勤できるとはいえ、仕事ばかり続けば心身の負担は大きくなります。
本業に支障をきたしたり、スキマバイト中に体調が悪くなってしまったりと、思わぬトラブルや健康被害が生じることもあるかもしれません。

連勤できるとは言え、無計画に仕事を詰め込むことは避けるようにしましょう。
またスキマバイトは、好きな仕事にエントリーできる働き方です。
一部の仕事を短時間の仕事だけにするなど、労働時間も加味しながら予定を組んでいくと、体調を崩すことなく連勤できるでしょう。

スキマバイトなら色々な仕事を組み合わせられるから、飽きずに連勤できる!

アルバイトやパートも仕事次第で連勤も可能ですが、毎日同じ業務の繰り返しとなると、飽きてしまったりモチベーションも低下してしまいますよね。
その点、スキマバイトであれば、毎日違う仕事に取り組めるため飽きずに仕事に取り組むことができるでしょう。

さらに前述の通り、体調や他予定に合わせて勤務時間が短い仕事を選ぶこともできちゃいます。
上手に色々な仕事を組み合わせていけば、モチベーション高く保ったまま仕事に取り組めるでしょう。

スキマバイトの連勤 まとめ

スキマバイトは、連勤に対する制限が設けられていないため、目標とする金額までガッツリ稼ぐことができます。
しかし連勤は心身ともに大きな負担が発生することもあるため、無計画に連勤の予定を立ててしまうと、体調を崩してしまう恐れもあります。

連勤をする際は、無理のない範囲で予定を埋めていくようにしてくださいね。

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