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職種や業種を表す『○○カラー』ってどういう意味があるの?

24.02.08

職種や業種を表す言葉として『○○カラー』と制服の襟元の色を用いて例えることがあります。
「ホワイトカラー」や「ブルーカラー」などは、よく聞く言葉ではないでしょうか。

実は他にも襟元の色や業務イメージから色を例に職種・業種を表すことがあります。
そこで今回は、職種や業種を表す『○○カラー』について解説すると共に、色々な職種のカラーを紹介します♪

『○○カラー』とは?

『○○カラー』の“カラー”とは、色を現す「color」ではなく、日本語で襟を表す「collar」を意味します。
元々は1920年代アメリカで労働者と監督者の区別をつけるため、色の違うシャツを身につけたことが始まりと言われています。

いろんな○○カラーの特徴をご紹介します!

冒頭でもご紹介した通り、今では職種や業種を表す『○○カラー』には様々な種類があります。
ここでは、従来からあるブルーカラー・ホワイトカラーはもちろん、他の色についても紹介します。

ブルーカラー

ブルーカラーとは、現場作業に従事する労働者のことを指します。
肉体労働者を指す言葉として使われていましたが、最近では製造業や建設現場の作業員のことを指す言葉として使われるケースが多いようです。

また警備員・交通誘導員・配達員などもブルーカラーに含むケースもあります。

ホワイトカラー

ホワイトカラーの由来は、スーツの下に着用するシャツ。
ブルーカラーが肉体労働者を指す言葉に対し、ホワイトカラーは頭脳労働者を指す言葉として用いられていました。

今ではオフィスで働く労働者のことをホワイトカラーと総称することが多くなりました。
営業職や事務職が代表的な例として挙げられます。

グレーカラー

グレーカラーは、ホワイトカラーとブルーカラーの中間的業務に該当する職種を指します。
訪問販売や家電量販店でも対面販売などの役割を担う人を指す場合に用いられます。

またホワイトカラーとブルーカラー両方の業務を担う人をグレーカラーと称するケースもあるようです。

グリーンカラー

グリーンカラーは、環境保護や保全を担う職種を指す言葉です。
環境に優しいエネルギー開発に携わる仕事やリサイクル関連の事業を推進する企業・部署に属する人を指します。

シルバーカラー

シルバーカラーは、介護をはじめとしたシルバー世代の方々に関わる職種を指します。
介護・医療などに関わる職種が該当します。

オレンジカラー

オレンジカラーとは、職種ではなく“働き方”を指す言葉として用いられるケースが多いようです。
元々は、求人情報サイトの「mixi」が提唱をきっかけに認知が広がった言葉です。

「明るさ」「刺激」「楽しみ」などの言葉を連想させるオレンジ色。
そんなオレンジ色のイメージ由来から、オレンジカラーとは仕事を趣味のように楽しむ働き方を指す言葉として定義されています。
また「趣味が仕事」になったような生き方がしたいと考える人を指す言葉としても用いられることがあるようです。

ピンクカラー

ピンクカラーとは、秘書・保育士・介護士・看護師・家政婦など女性従事者が多い職種を指す言葉です。
元々はアメリカで発祥した言葉であり、低賃金の単純技能職に就いた女性勤労者を指す言葉として用いられていました。

ゴールドカラー

ゴールドカラーとは、ロバート・E・ケリー(アメリカ:経営学者)によって提唱された造語です。
職種層や労働力の質を分類する言葉であり、高い専門性やマネジメント能力を持ち組織に依存することなく自身のビジネス力やネームバリューで仕事を推進する人のことを指します。

メタルカラー

メタルカラーとは、金属(メタル)の光沢から連想された言葉であり最先端技術や高度技術に関わる専門性の高い職に就く人を指す言葉です。
その時代に応じて、メタルカラーが指す職種は移り変わりますが、最近ではAI技術やビックデータ、宇宙工学などの技術に関わる人達を指します。

職種や業種を表す『○○カラー』まとめ

ご紹介の通り、○○カラーと言っても様々な職種や働き方を指すことをお分かり頂けたかと思います。
時代の流れに沿って新しく提唱されたカラーもあり、今後も新しいカラーが提言される可能性もあるでしょう♪

仕事探しの際は、どのようなカラーに従事したいのか考えてみるのも良いかもしれませんね。

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