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雇用型ギグワークと業務委託型ギグワークの違いって何ですか?ネクストレベルが解説します!

22.12.07

ギグワークは単発で仕事を請け負う働き方。
アルバイトやパートと似たような働き方だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、両者には明確な違いがあります。
アルバイトやパートは勤務先の企業と『雇用契約』を結ぶ働き方です。その契約の名称の通り、企業と雇用の契約を取り交わします。
時給制や月給制など労働時間や労働力に対して対価が支払われる契約であり、成果物や業務の遂行に対して対価が支払われるわけではありません。

一方のギグワークは、インターネットを介して発注者から業務を請け負う働き方です。
ギグワーカーは発注者と『業務委託契約』を交わします。こちらの契約も名称のとおり、業務の委託を約束する契約です。
アルバイトやパートとは違い、労働時間や労働力に対して報酬が支払われるのではなく、成果物や遂行した業務に対して報酬が支払われます。

このようにギグワークは、仕事を請け負う時に発注者と業務委託契約を締結します。そのためギグワーカーは、個人事業主として活動することになります。
しかし近年のギグワークへの注目度の高まりに伴い『雇用型ギグワーク』が増えつつあるのをご存知でしょうか!?

本記事では、雇用型ギグワークとはどんな働き方なのかを紹介すると共に、従来の業務委託型ギグワークとの違いもお伝えします!
既にギグワーカーとして活動している方も、ギグワークに興味を持ちこれから始めてみたい!とお考えの方も、ぜひ参考にご一読くださいね♪

『雇用型ギグワーク』とは?

まずは雇用型ギグワークとはどんな働き方なのかをご紹介します。
雇用型ギグワークとは、単発の仕事であったとしても労働が発生し得る場合、発注企業もしくはプラットフォームの運営会社と雇用契約を結ぶ働き方です。
長期アルバイトと同じように雇用契約を結ぶため、労働基準法が適用されます。
そのため最低賃金や休憩時間などの保障が得られ、安心して働くことができます。
また雇用型ギグワークの所得は給与所得扱いとなり、年末調整や給料の支払いも雇用契約を結んでいる企業が行います。

アルバイトとギグワークの美味しいところ取りのようなイメージがある雇用型ギグワークですが、アルバイトやパートと同様に労働に対して単価が払われます。
そのため、せっかくクオリティーの高い成果物を納品したり、高い評価を得る業務を遂行したとしても、そうではない方と同一の賃金が支払われます。
また給料の支払いも都度払いではなく、1ヶ月に1回・2週間に1回などまとめて支払われるケースもあります。

労働への安心が保障されている一方で、なかなか一回の労働で高い報酬を得られる働き方ではありません。
高い専門性を有しており、その分野で活躍できる人材であれば働き方にミスマッチを感じるかもしれません。

『業務委託型ギグワーク』とは?

業務委託型ギグワークとは、冒頭でご紹介した一般的に知られているギグワークの在り方です。
企業と直接雇用契約を結ばず、得た報酬は事業収入もしくは雑収入として扱います。
また企業から年末調整を受けることはなく、年間の収入金額に応じて確定申告を行う必要があります。

雇用契約を結ばない業務委託型ギグワークは、労働基準法が適応されません。
そのため、時として仕事中の事故・ケガのリスクや最低賃金の保障対象外などの問題が示唆されています。
ギグワーカーは十分な社会保障を受けられないため、個々人で請け負う仕事に合った個人保険への加入が必要視されています。

一方で業務委託型ギグワークは、成果や業務そのものに対し報酬が得られます。
高い品質の納品物を納められる人材や、重要な業務の推進を担える人材であれば、単価は大きく跳ね上がります。
専門性が高く、社会的信頼の厚いギグワーカーになれば、自分で単価を決めたり雇用型ギグワークよりも高い単価で業務を請け負うことができます。

雇用型ギグワーク・業務委託型ギグワーク、
自分にはどっちがピッタリ?

自分にはどっちの型のギグワークが合っているのかな?と疑問に思われている方も多いかと思います。
最後に上記でご紹介した雇用型ギグワーク・業務委託型ギグワーク各特性を踏まえ、それぞれの強みが発揮されるギグワーカーの特徴をお伝えします。

雇用型ギグワークの強みを得られる人

雇用型ギグワークの強みを得られる人は、下記の通り。

  • スキマ時間を活かしつつも法的保護が得られる働き方をしたい人
  • ガッツリと働くつもりはないが、スキマ時間を活かしたい人
  • ギグワークを副業として活用したい人

業務委託型ギグワークの強みを得られる人

業務委託型ギグワークの強みを得られる人は、次の特徴を持ったギグワーカーです。

  • 高い専門スキルを持っている人
  • 成果に応じた報酬を得たい人
  • 保障よりも単価を重視する人

雇用型ギグワーク・業務委託型ギグワーク、一概にどちらの働き方のほうが魅力的なのかを決めることはできません。
どちらにもメリット・デメリットがあり、メリット・デメリットに感じるか否かは人によって異なります。

しかしそれぞれの働き方を知ることで働き方の選択肢が広がり、自分のライフスタイルや得たい収入によって柔軟な選択が叶うでしょう!
どちらにしてもスキマ時間を活かせる働き方。

ぜひ自分にピッタリの働き方を見つけてくださいね♪

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