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ギグワーカーもふるさと納税したい!メリットと気を付けるべき点は!?

22.11.16

年末が近づくにつれ、何となく耳にする機会が増える『ふるさと納税』という言葉。
ふるさと納税額が当年度の所得税の還付や翌年度の住民税の控除対象になることもあり、年末に近づくと自然とふるさと納税の話題が多くなります。

ギグワーカーの中には、今年こそふるさと納税をしてみたい!
という方も多いのではないでしょうか。
しかし一方で「ふるさと納税の控除上限額はいくらなの?」「どんな手続きをしなければいけないの?」と疑問点が多く、なかなか利用に踏み切れないという方もいるかと思います。

そこで今回は『ギグワーカーのふるさと納税』に焦点を当てて、ギグワーカーがふるさと納税を行うメリットや気をつけるべき点をご紹介します!

ふるさと納税ってどんな制度!?簡単解説☆

ふるさと納税とは、自分の生まれた故郷や応援したい自治体に寄付できる制度です。
ふるさと納税が注目される理由は、自分たちの生まれ育った故郷に寄付できるだけではなく地域の名産品などの返礼品がもらえる点。

年々ふるさと納税の注目度・利用者は右肩上がり。
令和4年7月29日に公表された自治税務局市町村税課「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると、令和3年度の実績は約8,302億円(対前年度比:約1.2倍)、約4,447万件(同:約1.3倍)。
納税者の割合とふるさと納税を利用した(している)人の割合から、おおよそ10人に1人の人が利用していることが分かります。
ふるさと納税開始から右肩上がりに利用者が増えている背景から、今度もふるさと納税の利用者はどんどん増大すると考えられるでしょう!

ふるさと納税が制度化された背景

魅力的な返礼品に注目が集まりがちなふるさと納税ですが、元々は自分を育んでくれた「ふるさと」に自分の意思で納税できるよう制度化したもの。
総務省のホームページでは、次の通りふるさと納税が制度化された背景が記載されています。

“多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、
やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。

その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。
そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」、
そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。”

ふるさと納税を行った本人が寄付金の使途を選択できる自治体もあります。
ふるさと納税は、このようにふるさとの発展を応援するために作られた制度なのです!

参考:自治税務局市町村税課「ふるさと納税に関する現況調査結果」

ギグワーカーがふるさと納税をするメリット・魅力

では、実際にギグワーカーがふるさと納税をするメリット・魅力は何なのでしょうか?

控除申請が簡単!

ギグワーカーの多くが自分で確定申告を行っているかと思います。
毎年自分で確定申告を行っているのであれば、ふるさと納税の控除申請は、確定申告書の寄付金控除の欄にふるさと納税をした分の控除額を追記するだけ。
ワンアクションで控除申請ができるため、毎年確定申告をする必要がないサラリーマンや主婦よりも簡単に始められるでしょう。

所得税&住民税の控除が受けられる

ふるさと納税を行うと、寄付額に応じて所得税&住民税の控除が受けられます。
ギグワーカーと会社員を比較すると、同じ年収だったとしてもギグワーカーには「給与所得控除」がありません。
そのため所得金額が多くなり、会社員と比較してふるさと納税の上限額が高額になります。
ギグワークを本業にしている方やギグワークとフリーランスを両立している方は、ふるさと納税を活用することで高額な返礼品をもらいながら節税に努めることができますよ♪

好きな自治体を応援できる

ギグワーク先でお世話になった地域や、旅行先で気に入った地方など、好きな自治体を応援できるのもふるさと納税の魅力の1つ。
ギグワークでお世話になった地域にふるさと納税を通じて寄付をする。
色々な繋がりが循環する素敵なサイクルですね。

他にも寄付金の使い道を指定できたり、実質2000円で豪華な返礼品をゲットできるメリット・魅力もあります!

ギグワーカーがふるさと納税をする時の注意点

一方でふるさと納税をする時には、注意点もあります!ふるさと納税をする際は、次の項目に注意しましょう。

ワンストップ特例を活用できない

ワンストップ制度は、寄附先の自治体に申請書を送るだけで、寄附金控除が受けられる仕組み。
自分で控除申請をする必要がない制度ですが、元々確定申告をしなければならない人は使用できない制度です。
ふるさと納税の返礼品を選ぶ際に、ワンストップ特例を活用するか自身で確定申告を行うか選択します。
毎年確定申告をしている方は、返礼品の申し込みタイミングでワンストップ特例の利用を選択しないように注意しましょう。

副業と本業では計算方法が異なる

ギグワークを本業にしている方と副業にしている方では、ふるさと納税上限額の計算方法が異なります。
自分の収入項目・額に合わせて計算をしないと、上限額を大幅に超えてしまった!となりかねません。
上限額を超えた金額分は自己負担になってしまうため、自分のステータスに合わせた計算方法で上限額を算出するようにしてくださいね。

ギグワーカーも積極的にふるさと納税を利用しよう♪

ギグワーカーもふるさと納税を利用することで所得税&住民税の控除が受けられます。
上限控除額は本業やギグワーク収入によって異なるため、ふるさと納税総合サイトや総務省のホームページに記載されているシミュレーションを用いて計算しましょう。

上手に制度を活用し、節税しながら素敵な返礼品をゲットしてくださいね♪

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