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企業がギグワーカーを活用するメリットとは!?

22.10.10

スキマ時間を活かし、スマートフォン1つで気軽に仕事を請け負えるギグワーク。
副業需要や働き方の多様性の広がりなども相まって、ギグワークを始める人は増加傾向にあると言われています。
スキマ時間の活用や雇用契約を結ばない柔軟な働き方が叶うギグワークは、労働者側のメリットばかりに注目が集まりがち。
しかし実は、企業(発注者)がパートやアルバイト、契約社員、派遣社員などの雇用形態ではなく、あえて『ギグワーカー』を活用するメリットももちろんあるんです!

今回は、企業(発注者)視点に焦点を当てて、企業がギグワーカーを活用するメリットや利点を解説します!

『必要な時だけピンポイントでコストを掛けられる

繁忙期や忙しい時間帯だけ・人手が足りない時間帯だけ、そんな必要な時にピンポイントで人件費をかけられるギグワーク。

長期雇用を前提としたアルバイトやパート、契約社員の場合、1度雇用契約を結んでしまうと仕事量が少ない時でも雇用し続けなければなりません。
閑散期の仕事量に対して雇用の数が多いと、人件費過多になってしまい、コストが大幅にかかってしまいます。しかし繁忙期に備えて雇用し続けなければならないジレンマもあります。
また閑散期に仕事がなく離脱してしまった労働力を繁忙期前に補うために採用にコストや時間・手間をかけなければならないデメリットもあります。

一方でギグワークを活用すると、繁忙期の時だけスポット的に労働力を増やすことができます。
閑散期も雇用し続けるコストがかからないため、企業としては大幅な人件費削減につながります。
またギグワークは企業と直接雇用契約を結ぶ働き方ではありません。そのため保険料などの企業負担がなく、その日の労働対価以外の人件費を削減できる利点があります。

忙しい時間帯・人手が足りない時間帯だけのギグワーク活用も同様です。
飲食店であればゴールデンタイムの3時間、24時間営業のコンビニ・チェーンレストラン・製造業であれば人手の少ない時間帯だけスポット的にギグワークを活用したいケースもあるでしょう。
そのような時も人手が足りていない時間帯だけギグワークを活用することで、無駄な人件コストをかけずに済むでしょう。

採用費・教育費を抑えられる

企業が従業員を採用する場合、求人広告の掲載や面接など様々な経費と時間が費やされます。
採用広告に高い費用を投資しても、1人も採用できなかったというケースもあるでしょう。また面接においてもドタキャンや内定後辞退なども珍しくありません。
このようにせっかくかけた費用・時間が無駄になる経験をした企業も少なくないでしょう。

その点ギグワークであれば、求人広告掲載料や面接の時間はかかりません。
雇用したギグワーク及び運営会社への報酬のみに経費を充てることができるため、時間も経費も無駄にすることなく労働力を確保できます。

正社員はもちろん、アルバイト・パートも一定の条件を満たせば社会保険の加入義務が生じます。そのため、雇用した人数だけ企業に社会保険料負担が生じます。
また2022年10月からは社会保険対象が拡大し、企業の雇用負担はさらに大きくなるでしょう。

さらに業務内容によっては研修や講習受講など教育費がかかる場合もあります。
その点ギグワークを活用する場合、社会保険料や教育費などが必要ないため、雇用の人数が増えたとしても企業側の雇用継続の負担が増えることはないでしょう。

直接雇用が難しい優秀な人材もスポット雇用できる

必要な時だけコストをかけられる・採用費や教育コストを抑えられる面だけがフォーカスされがちですが、企業がギグワーカーを雇用するメリットに『優秀な人材確保に費用を投下できる』『専門性の高い人材をスポット的に雇用できる』なども挙げられます。

優秀な人材を確保のために費用を投下できる点においては、ギグワークを活用することで保険料や採用費や教育コストを抑えられるため、労働に対する報酬だけに費用をかけることができます。そのため、報酬を高く設定することができ、より幅広で高いスキルを持つ人材から応募を募ることが可能になります。

また専門性の高い人材をスポット的に雇用できる点においては、長期的に雇用を継続させる費用や専門性を高めるまでに育てる教育費等をかけられない企業でもギグワーカーを活用することで、スポット的に高いスキルを有する人材を雇用できます。
自社では完結できないような高いスキルが必要なプロジェクトやシステム開発でも外部に委託することなく、ギグワーカーの力によって自社完結できるようになります。

ギグワーカーは発注者(企業)にも欠かせない存在に!

ギグワークは、時間や期間にとらわれず、柔軟かつスポット的に外部の人材を活用できる新しい雇用の1つ。
スポット的な労働力確保のみならずその道のスペシャリストにも活躍してもらえるため、多くの社員やスキルの高い人材を確保する余力のない中小企業や個人事業主にとって今後より一層なくてはならない存在になるでしょう。
もちろん、今後は大手企業のギグワーク活用も増してくるかもしれません。

今回は発注者(企業)側の視点でギグワークのメリットを紹介しましたが、ギグワーカーにも双方に利点があることをご理解いただけたかと思います。
今後も需要増加が見込めるギグワーク。スキマ時間を活用したいと考えている方、ギグワークに興味をお持ちの方は、まずは1度お仕事に挑戦してみてください!
自分のスキルや経験を活かせる仕事、時間を活用できる案件と出会えるはずです♪

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