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ギグワーク契約の注意点を確認しよう!

22.06.22

ギグワーカーは登録しているプラットフォームの運用会社やギグワーク先の企業が雇用主になる働き方ではありません。
ギグワーカーはフリーランスと同様、個人事業主として活動します。
そのため、契約を結んだ仕事に対する責任やトラブルなども原則全てギグワーカーが負うことになります。

ギグワークをインターネットで検索すると、「トラブルに巻き込まれた」「現場での破損物の補償を迫られた」などといった口コミも見られます。
安心してギグワークをするためには、業務委託契約結ぶ際に内容をよく確認すること。

今回はギグワーカーとして働く上で知っておきたい『ギグワーク契約の注意点』をお伝えします。
これからギグワーカーとしての活動を始めようと考えている方はもちろん、すでにギグワーカーとして活動している方もきちんと契約確認ができているか本記事を読みながら確かめてみてくださいね。

信頼できるプラットフォームか見極めよう!

大半のギグワーカーは、ギグワークと委託者を繋ぐプラットフォームと呼ばれるマッチングアプリ・サイトを活用しているでしょう。
しかしプラットフォームと一口に言っても扱う仕事や万が一の時の補償、給料の支払い方法など様々です。

ほとんどのギグワーカーが自分の請け負いたい仕事を多く取り扱うプラットフォームに登録をするかと思いますが、登録をする時はプラットフォームの信用性を確認しておくことも大切です。
中でも下記5つの事項については、掲載されているどの案件にも記述されているのかチェックしましよう。

  • 明確な支払記金額の記載
  • 詳細な労働内容
  • 補償についての記載
  • トラブル遭遇時の対処法
  • 支払い方法の記載

またネットなどを調べるとプラットフォームの口コミなどがまとめられたサイトもあります。
実際の利用者の口コミを参考に信用できそうなプラットフォームを選ぶようにしてくださいね。

契約内容を確認しよう!

ギグワーク契約には、プラットフォームを経由する場合や個人で契約する場合、また契約を結ぶ企業によって内容が変わってきます。
しかし共通する事項もあります。
中でも下記に紹介する4つの項目は必ず記載されている項目であり、契約を結ぶ時にしっかりチェックしておきたいもの。
既にギグワーカーとして活動している方は、何度もギグワーク契約を結んでいるかと思いますが、改めて契約時に確認しておくべき項目をおさらいしておきましょう。

報酬額

ライティングやホームページ制作など制作物が発生するギグワークの場合は、欠陥があったり、クオリティーが担保されていない場合、報酬が支払われないといったトラブルもあるようです。また時間単価で考えると非常に安価になってしまうケースも。
一方労働系のギグワークに関しても労働に対して正当な報酬額が掲示されていない場合もあります。
掲示されている報酬額は労働に見合ったものなのか、また求められる成果物のクオリティーに対して正当な金額なのかきちんと確認しておきましょう。

業務内容

自分の力量・スキルに見合う業務内容なのか、違法性の高い仕事ではないかなど自身が業務を実行するにあたり、本当に全うできるのか確認しておきましょう。
「ライター業務」「倉庫内の仕分け作業」だけしか記載がなく、詳細が分からない場合は契約を結ぶ前に具体的な業務内容を委託者に聞いておきましょう。
委託者の回答が曖昧であったり、具体席に欠ける場合は契約締結を見送る選択も必要です。

報酬の支払いタイミング・方法

契約に対する報酬がいつ、どんな方法で支払われるのか委託者と認識を合わせておくことも大切です。
『きっと支払ってくれるであろう』と安易な気持ちで契約の確認を怠ってしまうと、後に大きな金銭トラブルに発展することもあります。
最悪の場合、報酬が支払われなかったなんて事態も起こり得るかもしれません…!

責任の所在

ギグワーカーとして業務委託契約を交わす時は、責任の所在をはっきりとさせておくことも忘れてはいけません。
想定し得るトラブルを思い浮かべ、ケースごとにギグワーカーもしくは委託者のどちらが責任を負うのか明確にしておくと、万が一のトラブルの時にも事態が大きくなる前に
対処にあたることができるでしょう。

個人同士のギグワーク契約は特に注意!

NEXTLEVELのようなプラットフォームを経由する場合、上記に紹介した契約内容はプラットフォームを運営する企業が事前に確認してくれます。
しかし個人同士でギグワーク契約を結ぶ場合は、自分で全ての項目を確認しなければなりません。

内容を十分に確認しないと、下記のような事態が起こることも…。

  • 違法契約だった
  • 再委託をしていた
  • 給料が支払われない

また契約は口頭ではなく原則紙面で残すようにしましょう。
メールやチャットツールのやり取りでも証拠にはなりますが、ギグワーカーと委託者と認識に祖語が生じることもあります。
契約書という形で紙面に残すことでお互い納得して委託・業務ができるのではないでしょうか。

事前の契約確認と聞くと大ごとのようにも思われますが、ギグワーク契約の確認不足は、ギグワーカーとして働く上で信用問題にも関わります。
安心・安全に働くためにも、ギグワークの仕事を請け負うごとに必ず契約内容を確認する癖をつけるようにしてくださいね。

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