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コロナによって大きく変わった!ギグワークの変化

22.02.21

オンラインプラットフォーム(ギグワークのアプリやサイト)を通じて単発・短時間の仕事を請け負う「ギグワーカー」。
特定の会社と雇用契約を結ぶことなく、好きな時間・場所で自由に働くスタイルは、主婦や学生を中心に広がりをみせています。

さらに最近では、新型コロナウイルスの影響をきっかけに本業に不安を感じた会社員の割合も急増しているのをご存知でしょうか!?
今回は新型コロナウイルスの影響で大きく変わったギグワーク市場について解説します!

コロナを経て働き方が大きく変化!
高まるギグワーク需要!

インターネットによる求人情報サービスを提供するディップ株式会社の正社員・派遣社員を対象にした『新型コロナウイルスの影響や状況・今後の不安などについての調査』では、以下のような結果が発表されています。

新型コロナウイルスの影響の影響で収入が減ったと回答した方は、正社員・派遣社員共に3割ほど。
また2020年の緊急事態宣言で失業・離職を経験した方は、正社員で7.6%、派遣社員ではなんと16.1%にも上ったそうです!
さらに、失業と離職をどちらも経験した方は、正社員と派遣社員共に4%という結果に!

参考:ディップ株式会社

今回の新型コロナウイルスの影響を受けて不安を感じ、働き方を見直す人が急増。
具体的には、副業を開始し、減給や離職・失業のリスクを回避する働き方を選択する人が増えました。
またコロナ禍で仕事を失った人が新しい仕事を見つけるまでの繋ぎとしてギグワークを利用するケースや、減給分を補填するためにギグワークを請け負うケースも多くみられるようになりました。

ギグワークは仕事量や時間、場所を自分でコントロールできる働き方。
コロナ禍における働き方の見直しや変化により、「より自由度の高い仕事をしたい!」と考える人を中心にギグワークの需要はとても高まりました。

一方で雇用側もギグワーカーを活用するだけで一時的な人手不足に対し、柔軟に対応できるメリットがあります。
さらに継続的な雇用を前提としないギグワーカーは、福利厚生に関する手続きや保険料の負担もありません。ギグワーカーを活用することで人件費を抑えられます。

このようにギグワークは働き手・雇用側双方に大きなメリットがあります!
新型コロナウイルスの影響で注目を集めたギグワークは、日本でも今後さらに様々な業種で需要を拡大させるでしょう。

在宅・時短の増加に伴い需要が増えた
注目の職種とは!?

ギグワークと一口に言っても仕事の種類は100以上にも及ぶと言われています。
新型コロナウイルスの影響による在宅・時短の増加に伴い、数あるギグワークの中でも飛躍的に需要が増えた注目の職種が3つあります!

フード配達員

フード配達員は、ギグワークが広まるきっかけの1つになったお仕事です!
「外出自粛に伴い、自宅で手軽に美味しい料理を食べたい!」そんな要望に応えてくれるフード配達員。
フード配達員にデリバリーを依頼した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
登録者は学生が中心でしたが、新型コロナウイルスの影響で会社員の登録も急増しています。

オンライン講師

時短・外出自粛の影響で、「自宅にいながらレッスンを受けたい!」
そんな希望に応えるため、様々なオンラインレッスンやサービスが提供されるようになりました。それに伴いオンライン講師の需要も増加。
自宅にいながらレッスンが受けられる手軽さは、新型コロナウイルスの影響が落ち着いた後も需要が継続しそうですね!

倉庫作業補助

在宅需要の高まりに伴い、実店舗ではなくネットショッピングでお買い物を楽しむ方が増えました。
そのため、倉庫でのピッキングや仕分け、配送管理などネットショッピングに関わる倉庫作業の需要が拡大しているそうです。

私たちの生活の変化合わせて人手が必要になる職種や仕事は大きく変化しています。
今後も時代の流れに合わせて注目される職種は色々と変化しそうですね!

社会が変わると会社も変わる!
“ミドル層”にも注目が高まるギグワーク!

若い世代だけではなく、ギグワークの需要はミドル層にも広がると考えられています。
今の日本のギグワークはスキマ時間を有効活用する働き方です。そのため、スキルや経験を必要としない仕事がほとんど。
しかし一方でギグワーク先進国のアメリカでは、スキルや経験を提供するギグワークが中心。
その人にしかできない仕事も多く、当然1案件の単価も非常に高額です。

近年のデジタル化によって、今後日本でもWebデザインや動画編集などスキルを必要とするギグワークが増えてくることでしょう。
そのような動きから今後は一定のスキルを持ったミドル層の中にもギグワークを始める方が増えると予想されます。
またギグワークが広まる社会の中で今までは派遣社員やアルバイト・パートを雇用していた企業も、ギグワーカーへの雇用にシフトする企業も増そうですね!
当然その中には「スキルを持つギグワーカーを雇用したい!」という企業も出てくるでしょう。

時間を提供するギグワークに限らず、スキルを提供するギグワークへ。
今後は若い世代だけではなく、ミドル層にもギグワークの注目が高まりそうです!

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