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夏のボーナスの使い道について調査してみました!

25.08.11

夏の到来とともに、多くの社会人が心待ちにしているのが「ボーナス」ではないでしょうか。日々の仕事を頑張ったご褒美として、まとまったお金を手にするのは、何とも嬉しいものです。皆さんは、今年の夏のボーナスを何に使うか、もうお決まりでしょうか?
パーッと使うのも良し、堅実に貯金に回すのも良し、その使い道は人それぞれです。この記事では、今年の夏のボーナスの平均額から、多くの人がどのような使い道を選んだのか、そしてボーナスがなかった人の割合など、ボーナスにまつわる様々なデータを紹介します。

今年の夏の平均ボーナスは?

月間1,200万人が利用する求人情報の一括検索サービス【求人ボックス】が実施した「2025年 夏のボーナス実態調査」では、夏ボーナスの支給額は41.9万円でした。これは前年に比べて微増傾向にあり、企業の業績回復や物価上昇が影響していると考えられます。しかし、この「平均値」は、一部の高額支給者が全体を押し上げている可能性もあるため、自分自身の感覚と乖離があると感じる方も少なくないかもしれません。
全体としては、20万~29万円が最多となり、全体の56.1%が「10万~39万円」のレンジに集中しています。

ボーナスの支給額は、業界や企業の規模によっても大きな差が生じます。例えば、ITや半導体、自動車といった好調な業界では、平均を大きく上回るボーナスが期待できる一方で、物価高の影響を受けやすい飲食や小売業界では、厳しい状況が続いています。また、大企業と中小企業の間でも大きな開きがあります。一般的に、大企業は平均で80万円を超える水準にあるのに対し、中小企業では30万円台に留まることが多いようです。

参考:求人ボックス「2025年 夏のボーナス実態調査」

貯金に回した人の割合

夏のボーナスの使い道として、最も多かったのが「貯金・預貯金」です。これは、将来への漠然とした不安や、老後の生活資金、子どもの教育費など、将来を見据えた堅実な選択をする人が多いことを示しています。特に、物価上昇が続く現状では、日々の生活費を圧迫するリスクを回避するためにも、ボーナスを貯蓄に回すことは賢明な判断と言えるでしょう。

一方、貯金に加えて、近年は「投資・資産運用」に回す人も増えています。特に若い世代を中心に、NISAなどの非課税制度を活用して、ボーナスの一部を株式や投資信託に充てる動きが活発になっています。これは、ただお金を貯めるだけでなく、「お金に働いてもらう」ことで、資産を効率よく増やしていきたいという意識の高まりを反映していると言えるでしょう。
また、住宅ローンの繰り上げ返済やリフォーム費用に充てるなど、不動産関連の支出にボーナスを充てる人も一定数います。このように、ボーナスは、日々の生活を支えるだけでなく、将来のライフプランを着実に実現していくための大切な原資となっているのです。

趣味に回した人の使い道

一方で、日々の頑張った自分へのご褒美として、ボーナスを「趣味や娯楽」に使う人も多くいます。特に、旅行やレジャー、美味しい食事など、体験型の消費にボーナスを充てる人が多いようです。コロナ禍で制限されていた行動が緩和されたことで、海外旅行に出かけたり、国内の温泉旅行を楽しんだり、家族や友人と特別な時間を過ごすためにボーナスを使う人が増えています。こうした使い道は、単にお金を使うだけでなく、心の満足度を高め次の仕事へのモチベーションに繋がるという大きなメリットがあります。

また、趣味の中でも、「スキルアップ」や「自己投資」にボーナスを使う人もいます。例えば、英会話のスクールに通ったり、資格取得のための勉強に充てたり、趣味の道具をグレードアップさせたりと、自分自身の成長のためにお金を使うことで、将来のキャリア形成にも繋がります。また、自分磨きのために美容院やエステ、洋服の購入にボーナスを使う人もいます。これは、自分への投資として、日々の生活を豊かにし、自信を持つための一つの方法と言えるでしょう。ボーナスの使い道は、決して堅実な貯蓄だけが正解ではなく、自分の人生を豊かにするための有意義な自己投資でもあるのです。

ボーナスがなかった人の割合

夏のボーナスは、全ての人がもらえるわけではありません。
ボーナス制度の有無については、「ない」と回答した人が17.8%となり、ボーナスの受給が見込めない方も一定数いることがわかります。

引用:求人ボックス「2025年 夏のボーナス実態調査」

ボーナスがない場合の対策

ボーナスがなかった人でも、夏の時期を諦める必要はありません。大切なのは、日頃から計画的にお金を管理することです。
毎月の給料の中から、少額でも貯金や投資に回したり、副業やスキマバイトで収入を増やしたりと、自分で「ボーナス」を作り出す工夫をしてみるのも良いでしょう。夏のボーナス時期に合わせて、イベントスタッフや飲食店の短期アルバイトをするのも一つの方法です。

また、ふるさと納税や、節税対策など、お金に関する知識を身につけることも重要です。ボーナスがないからといって、将来への不安を抱えるのではなく、自分自身の力で収入や資産を増やしていく方法を考えてみましょう。

まとめ

2025年の夏のボーナスは、平均42万円前後ですが、業界や企業規模によって大きな差があることが分かりました。ボーナスの使い道として、多くの人が貯金や投資といった将来に備えるための選択をしています。一方で、旅行や趣味、自己投資など、自分の人生を豊かにするための消費も根強い人気があります。

ボーナスが出ない人は、日頃から計画的にお金を管理したり、スキマバイトで収入を補ったりと、自分自身でボーナスを作り出せるよう工夫してみるのも良いでしょう。

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