新卒社会人におすすめ!無理なくできる貯金方法5選!
25.06.26

社会人になると、毎月安定した給料が入ってくるようになり、嬉しい反面「貯金ってどうすればいいの?」「いくら貯めればいいんだろう?」と、お金の管理に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。初めての給料でついつい使いすぎてしまったり、周りの同期や友人との付き合いで出費がかさんだりして、なかなか貯金ができない…という悩みもよく聞きます。
そこで本記事では、新卒社会人の平均貯金額や今日から始められるおすすめの貯金方法、そして無理なく貯金を続けるための目標設定のコツまで解説していきます。
新卒社会人の平均貯金額
ソニー生命保険が実施した調査では、新卒社会人の平均貯金額は49万円であると公表されています。同様に、マイベストでは62万円という結果が出ています。
そのため、新社会人の平均貯金額は、50万円程度と考えることが妥当といえるでしょう。
しかし、大切な点は、この平均値にとらわれすぎず、自分がどのような生活を送りたいのか、将来のためにどれくらいの貯金が必要なのかを具体的に考えることです。新卒社会人にとって、まずは少額からでも貯蓄を始めることが、将来の資産形成の第一歩となるでしょう。
新卒社会人おすすめの貯金方法5選
「貯金を始めたいけれど、何から手をつけていいか分からない…」そんな方も多いのではないでしょうか。ここでは、新卒社会人でも無理なく実践できる、おすすめの貯金方法を紹介します。自分に合った方法を見つけて、今日から実践してみましょう。
1.先取り貯金(自動積立定期預金)
貯金を成功させる上で最も効果的で、かつ無理なく続けられる方法の一つが先取り貯金です。これは、給料が振り込まれたらすぐに、一定額を貯蓄用口座に自動的に移す方法です。人間の心理として、手元にお金があると使ってしまう傾向があるため、あらかじめ貯蓄分を分けておくことで、無駄遣いを防ぎ、着実に貯金を増やすことができます。
先取り貯金には、主に以下の方法があります。
- 自動積立定期預金
- 財形貯蓄制度
- 積立NISAやiDeCo
皆さんも「給料が入ったら、まず貯蓄分を確保する」というルールを整えてみましょう。最初は少額から始めて、慣れてきたら金額を増やしていくと良いでしょう。
2.固定費の見直し
貯金を増やすためには、収入を増やすことも大切ですが、支出を減らすことも重要です。特に、毎月決まって出ていく固定費は、一度見直せば継続的に支出を抑えられるため、貯金の効率も向上するでしょう。
貯蓄をするために見直したい固定費としては、次のようなものが挙げられます。
- 家賃
- 通信費
- 保険料
- サブスクリプションサービス
固定費は、一度見直してしまえば、それ以降は特に努力しなくても節約効果が続くため、貯金を加速させる上で非常に効果的な方法です。
3.変動費の把握に努める
固定費の見直しだけでなく、毎月変動する変動費の管理も貯金には欠かせません。食費、交際費、娯楽費などは、意識しないとついつい使いすぎてしまう項目です。これらの支出を把握し、コントロールすることで、無駄遣いを減らし、貯蓄に回せるお金を増やすことができます。
変動費の管理は、日々の意識が重要になります。完璧を目指すのではなく、「自炊を増やす」「家計簿をつける」など、まずはできることから少しずつ始めてみましょう。
4.キャッシュレス決済で支出を記録&見える化する
キャッシュレス決済を積極的に利用することで、支出の記録が簡単になり、お金の動きを「見える化」できます。現金で支払う場合、いつ何にいくら使ったのかを把握しづらいですが、クレジットカードやQRコード決済を利用すれば、アプリやWebサイトで利用履歴を簡単に確認できるでしょう。
家計簿アプリと連携させれば、さらに手軽に支出を管理できます。利用履歴を自動で取り込んで分類してくれる機能を使えば、手入力の手間が省け、忙しい新卒社会人でも支出入の管理を継続できます。
またポイント還元などのメリットを享受できる点も魅力です。
5.「ゲーム感覚」で楽しむ
貯金を義務と捉えずに、ゲーム感覚で楽しみながら取り組むことも、無理なく続けるための大切なポイントです。例えば、500円玉貯金はその代表例です。お釣りで500円玉が出たら、専用の貯金箱に入れるというシンプルなルールですが、意外と早く貯まると感じることもあるかもしれません。
他にも、「週に1回、ノーマネーデー(お金を使わない日)を作る」「特定のお店では買わないルールを作る」など、自分なりのルールを決めて実践するのも一つの方法です。貯金箱に貯まったお金を入金する際、「こんなに貯まった!」と実感できれば、モチベーションの維持にもつながるでしょう。
目標貯金金額を決めて無理なく貯金をしよう!
新卒社会人にとって、貯金は将来の安心と目標達成のために非常に重要です。世間の平均貯金額にとらわれすぎず、まずは自分に合った無理のない貯金方法を見つけることが大切です。
例えば、「毎月、手取りの1割分を貯金する」「1年間で50万円貯める」など、具体的な貯金目標を設定してみるのも一つの方法です。また、短期目標と長期目標を設定することで、貯金に対する意識が高まるでしょう。さらに貯金以外の自己投資や経験への投資もバランス良く行うことも大切です。
ぜひ、無理なく継続できる貯金ペース・貯金方法を探してみてください!