16パーソナリティとは?
25.01.28

人それぞれ性格が異なるのは当然ですが、自分の性格やタイプをデータに基づいて理解している人は、意外と少ないのではないでしょうか。
データや心理学などに基づき、自分の性格やタイプを分析すると、コミュニケーションの取り方や仕事選びなどで役立つことがあります。
これまでにも、さまざまな性格診断やタイプ測定ツールなどが登場してきましたが、近年、『16パーソナリティ診断』と呼ばれる自己分析ツールが人気を集めています。
本記事では、16パーソナリティの概要や各タイプの特徴、そしてMBTIとの違いについて解説します。
自分に合ったスキマバイトを見つけるヒントとしても活用できるため、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
16パーソナリティとは?
16パーソナリティとは、人間の性格を16種類に分類する性格診断ツールのことです。
心理学的に多くの研究がなされている「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)」に基づいており、個人の思考パターンや行動特性を深く理解するために開発されました。
この診断では、下記4つの基準から、16種類の性格タイプに分類します。
- 外向性と内向性
- 直感と感覚
- 思考と感情
- 判断と知覚
16のパーソナリティの特徴
16パーソナリティ診断では、以下の16種類の性格タイプが存在します。ここでは、それぞれの特徴を簡潔に紹介します。
1. 指揮官型(ENTJ)
リーダーシップに優れ、目標を達成するために戦略的な思考を持つ。決断力があり、効率を重視する。
2. 討論者型(ENTP)
新しいアイデアを追求し、柔軟な思考を持つ。問題解決が得意で、挑戦を好むが、細部を軽視しがち。
3. 主任者型(ESTJ)
現実的で組織的。ルールを守り、効率的に物事を進めることに長けている。リーダーとしての素質も強い。
4. 起業家型(ESTP)
行動的で即決力があり、リスクを恐れない。実践を重視し、活発に状況に対応するのが得意。
5. 広報運動家型(ENFP)
創造的で情熱的、直感的な発想を持つ。人間関係を大切にし、他者を支えることに喜びを感じる。
6. 仲介者型(INFP)
感受性が強く、他者の気持ちを理解することに長けている。自分の信念に基づいて行動する。
7. 管理者型(ISFJ)
実直で細かいことに注意を払い、他者を支えることが得意。組織の中でコツコツと働くタイプ。
8. 擁護者型(INFJ)
洞察力があり、他者の成長をサポートするのが得意。理想主義的でありながら現実的な視点も持つ。
9. 楽観主義者型(ESFP)
社交的で、目の前の状況を楽しむことが得意。創造的で、常に人と関わりながらエネルギーを得る。
10. 冒険家型(ISFP)
自由を愛し、独創的な考えを持つ。感受性豊かで、芸術的な才能があることが多い。
11. 執行者型(ISTJ)
責任感が強く、実直に任務を遂行する。細かいことに注意を払い、信頼される存在。
12. 建築家型(INTJ)
戦略的で、未来志向の考え方を持つ。効率性を重視し、目標達成のために一貫した行動を取る。
13. 冒険家型(ESTP)
現実的で、行動を重視する。直感的にリスクを取ることを好み、状況に柔軟に対応する。
14. 論理学者型(INTP)
知識欲が強く、問題解決を楽しむ。分析的な思考を持ち、常に新しいアイデアを探求する。
15. 忠実な仲間型(ESFJ)
他者の意見を尊重し、チームワークを重視する。感情豊かで、他者との調和を大切にする。
16. 冒険家型(ISFP)
独立心が強く、自由を求める。創造的な考えを持ち、芸術的な分野での才能が発揮されることが多い。
16パーソナリティの考え方とMBTIとの違い
16パーソナリティは、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)をベースにしていますが、MBTIとの違いも存在します。
MBTIは、もともと心理学者ユングの理論に基づいて開発された性格診断で、16パーソナリティもこの理論を踏襲しています。ただし、16パーソナリティは、インターネット上でより簡単にかつ手軽に性格タイプを把握できるよう改良されたものです。
MBTIは正式な分析ツールとして多くの企業で活用されていますが、16パーソナリティは自己分析ツールとしての傾向を持つ側面もあります。
16パーソナリティの診断方法
16パーソナリティ診断は、「16パーソナリティ」のサイトから受検可能です。
「テストを受ける」ボタンを押下し、順番に設問に答えることで、最終的に自身のタイプが導き出されます。
16パーソナリティ診断 まとめ
16パーソナリティ診断は、自分の性格やタイプをデータから理解するためのツールです。
16種類のパーソナリティそれぞれに特徴があり、自身のタイプを知ることで日常生活や仕事選びに役立つこともできるでしょう。
自分に合ったスキマバイトを探す際にも、性格タイプを把握していると、働き方や業種を選ぶ参考になるかもしれません。