スキマバイトで使える!夏の〝暑さ対策”教えて下さい!
25.05.26

夏のスキマバイトは、スキマ時間を活用し楽しく稼げる魅力的な働き方。しかし、この時期はしっかり暑さ対策もしておきたいところ。
特に野外の現場は、熱中症や脱水症状への対策が不可欠です。
スキマバイトは、初めて訪れる現場も多くどのような現場で作業するのか分からないため、暑さ対策はしっかりしておきたいもの。
そこで今回は、スキマバイトで使える暑さ対策を紹介します。
夏の暑さの危険
夏の暑さは、私たちの体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、屋外での作業が多いスキマバイトでは、暑さによる健康リスクが高まります。まずは夏の現場に入る前に知っておきたい、熱中症と脱水症状の健康リスクについて紹介します。
熱中症のリスク
熱中症は、体が過熱して体温調節できなくなる状態を指します。重症化すると、命に関わる危険性も。
厚生労働省によると、熱中症は毎年多くの人が発症しており、特に高温多湿な環境での作業時に発生しやすいと言われています。
状態によって以下のような症状が現れてきます。
- 軽度の症状:めまい、立ちくらみ、筋肉の硬直
- 中程度の症状:頭痛、吐き気、倦怠感
- 重度の症状:意識障害、けいれん、高体温
脱水症状のリスク
気温が高くなる環境下では汗を多くかき、体内の水分が急速に失われ、脱水症状を引き起こすこともあります。
脱水症状が進行すると、体の機能が正常に働かなくなり、倦怠感や集中力の低下を招くケースも珍しくありません。
- 軽度の脱水症状:軽い頭痛、軽いめまい、疲労感:通常よりも早く疲れを感じることがある
- 中等度の脱水症状:頭痛の悪化、立ち上がるときに強いめまいを感じ、ふらつく場合がある
- 重度の脱水症状:動くことが困難になるほどの疲労感、意識障害
熱中症や脱水症状に気を付けたい現場
スキマバイトの中でも、特に次のような現場は、熱中症や脱水症状を引き起こしやすいため、注意が必要です。
- 野外で影のない場所
- 屋内と屋外を行き来する案件
- 風通しが悪く、熱がこもりやすい環境
この時期は夏フェスや花火大会など、夏ならではのイベントが多くなります。長時間屋外で過ごす案件も増えることから、直射日光や人混みによる体温の上昇に注意が必要です。
他にも設営現場の作業スタッフや引っ越しスタッフも、重労働が伴うため、体力を消耗しやすい傾向があります。暑さに対する耐性も低下しやすくなりため、注意しましょう。
屋内でも風通しが悪く熱がこもりやすい環境も熱中症を引き起こすリスクが高まるため、注意が必要です。
おすすめの暑さ対策グッズや方法
スキマバイトでは案件の環境に合わせて暑さ対策グッズを持参したり、暑さへの対策をとるようにしましょう。
冷感タオル
冷感タオルは、水で濡らして絞るとひんやり感が持続するアイテムです。
首や顔に巻いて使用すると、体感温度を下げられる効果があります。軽量で持ち運びやすい点も魅力のアイテム。
ポータブル扇風機
ポータブル扇風機は、携帯できる小型の扇風機です。
業務中は手に持ち続けることは難しいかもしれませんが、通勤時や休憩時のクールダウンに重宝するでしょう。
水分補給
水分補給は、暑さ対策の基本。お茶やお水の他、経口補水液やスポーツドリンクなど、電解質を含む飲料を一緒に用意しておきましょう。
またスキマバイトでは、近くに飲料を購入できるお店がない場合もあるため、水分は多めに持参するようにしましょう。
発熱性に優れた衣類を着用する
発熱性に優れた衣類や通気性の良い素材、速乾性のある素材を使用した衣類を着用するのも1つです。
また、吸汗速乾のインナーや冷感素材のシャツなどの着用も効果的。熱がこもりにくい衣類や下着を着用することで、熱中症のリスクを低減できるでしょう。
知っておきたい夏の暑さ対策 まとめ
夏のスキマバイトを安全に楽しく行うためには、適切な暑さ対策が欠かせません。
熱中症や脱水症状など、暑さによる健康被害についてしっかり理解を深めるのと同時に、暑さ対策グッズを活用したり、適切な暑さ対策を実施したりして、楽しい夏のスキマバイトライフを送りましょう。