スキマバイトの倉庫作業と物流作業ってなにが違うの?
24.03.31

スキマバイトでも多くの案件が掲載されている倉庫現場と物流現場のお仕事。
しかしどちらも“荷物や商品を扱う”という点では同じであり、両者の違いが良く分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「倉庫作業と物流作業って何が違うの?」というご質問に対し、ネクストレベルがお答えします!
倉庫作業と物流作業の違い
倉庫と物流では、そもそも設備が異なります。
倉庫は、商品を一時的に保管するために使用されるケースが多く、建物自体も商品に合わせた作りになっています。
またモノの出入りも少ないため、物流センターと比較するとトラックの出入りも少ない点が特徴です。
一方の物流センターは、商品の入荷から受注を受けた後の出荷作業までの一連の流れを担う点が特徴です。受注後、指定された商品のピッキングから検品・梱包、出荷まで各スタッフが分かれて作業を行います。
そのため、物流センター内で募集されている職種や働く人の人数も倉庫より多くなる傾向があります。
ここでは、倉庫と物流センターの違いを踏まえ、各作業の違いを紹介します。
業務の種類の数が違う
前述の通り、倉庫と物流センターでは、そもそもの立地の目的が違います。
特に物流センターは、商品・製品の入荷から出荷までの一連の作業を担うため、必然的に様々なポジションの人が勤務することになります。
設備が違う
また設備が異なる点も、両者の大きな違いと言えるでしょう。
倉庫はあくまでも商品の保管場所として活用される施設です。内装はシンプルであり、物流センターのようにトラックが出入りするような大きな出入り口が設けられてない倉庫もあります。
一方配送センターは、トラック輸送の拠点となる場所でもあります。
倉庫と比較してトラックの出入りが激しく、設備も広大になります。
働く人の数が違う
倉庫は一時的に商品を保管するための施設のため、梱包・流通加工・検査・検品などのポジションがないこともあります。
その点、物流センターは、入荷から出荷までの一連の流れを担うため、入庫・出庫管理やピッキング、フォークリフトの運転士などの他に梱包・流通加工・検査・検品など倉庫ではあまり見かけないポジションを担う人達も働いています。
そのため、必然的に全体の従業員数も倉庫現場より多くなる傾向があります。
倉庫作業の仕事内容と向いている人
倉庫作業の仕事内容と向いている人は、次の通りです。
倉庫作業の仕事内容
- 入荷/入荷時の検品
- 保管
- フォークリフト
- ピッキング
- 在庫管理
- 出荷
倉庫作業の場合、物流と比較して若干仕事内容の種類が少なくなる傾向があります。
そのため、現場によっては、一連の流れを全て覚えなければならないこともあるでしょう。
最初は覚えることが多く混乱してしまうこともあるかもしれませんが、慣れてくると、一連の作業を一人でスムーズに回せるようになりますよ。
倉庫作業の仕事に向いている人
- 1つの作業現場で色々な仕事に取り組んでみたい人
- 体力に自信がある人
- 集中力がある人
倉庫作業は、立ちっぱなし・動き回ることも多いため、体力に自信のある人が向いているでしょう。
また保管や出荷時に間違えのないよう、終始集中して作業に取り組める人が求められます。
物流作業の仕事内容と向いている人
続いて、作業の仕事内容と向いている人を紹介します。
物流作業の仕事内容
- 入荷/入荷時の検品
- 保管
- 検査・検品
- フォークリフト
- ピッキング
- 包装/梱包
- 流通加工
- 在庫管理
- 出荷
倉庫作業と比較し、工程が多い分、募集職種も多くなります。
現場によっては、担当者ごとにポジションが割り当てられるため、全ての作業を覚える必要はありません。
特にスキマバイトの場合は、単発で仕事を請け負うため、大きな配送センターの場合は1日同じ作業を繰り返すケースが多いようです。
そのため、未経験者であってもチャレンジしやすい仕事と言えるでしょう。
また募集ごとに担うポジションが異なるため、スキマバイトで様々な仕事を体験してみるのも1つ。
色々な仕事を経験することで、自分に合った職種が見えてくるかもしれません。
物流作業の仕事に向いている人
- 同じ作業をするのが得意な人
- ダイナミックな現場で作業をしてみたい人
- 体力に自信がある人
- 責任感のある人
物流センターでの作業は、1人1ポジションを任されることが多いため、同じ作業を繰り返すことに抵抗感のない人が向いているでしょう。
また物流センターは規模が大きいため、そのようなダイナミックな現場で作業してみたいと考える人も、ワクワクと楽しい現場になるのではないでしょうか。
スキマバイトの倉庫作業と物流作業の違い まとめ
スキマバイトで募集されている倉庫作業と物流作業の仕事は、それぞれ設備や目的が異なるため、募集されるポジションも違います。
扱う商品も現場によって変わるため、両者の違いを理解し、また扱う商品を確認した上でエントリーするようにしてくださいね!