フォークリフトを使うスキマバイトに挑戦したい!資格が必要?
23.12.04

スキマバイトは、資格や経験が求められない案件が大半を占めます。
しかし一方で、資格を求められる仕事や経験を活かせる仕事もあり、報酬も未経験者歓迎の案件よりも高く設定される傾向があります。
せっかく資格や経験を活かせる仕事があるのであれば、挑戦してみたいと考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スキマバイトでも活かせる『フォークリフト』の資格について紹介します。
フォークリフトとは
フォークリフトとは、荷物を積むためのフォークやラムと呼ばれる装置と、フォークを昇降させるマストを備えた動力付き荷役運搬車両のことを言います。
トラックの荷台やラックへの積載・荷下ろし他、搬送物の収納や荷物の運搬など、幅広い現場・用途で使用される産業用車両です。
フォークリフトの種類
一口にフォークリフトと言っても用途に応じていくつか種類があります。
ここでは代表的なフォークリフトの種類を紹介します。
カウンターリフト
カウンターリフトとは、座ってハンドルで操縦するリフトのことを指します。
重い荷物を運ぶのに適しており故障も少ないため、様々な現場で多用されています。フォークリフトと言うと多くの人がイメージする車両ではないでしょうか。
リーチリフト
リーチリフトは、立ったまま操作するリフトのこと。
ハンドルではなくレバーで操作するタイプであり、慣れるまで少し時間がかかります。
カウンターリフトと比較してパワーは劣るものの小回りがきくため、屋内専用車両として狭い場所での作業に用いられることが多いリフトです。
フォークリフトを運転するためには、フォークリフト運転技能講習に合格し、免許証を発行してもらう必要があります。
なお、リーチリフトとカウンターフォークリフトは、別に運転免許を取得する必要はありません。
どちらもフォークリフト運転技能講習に合格し、免許証を取得すれば運転・操作ができます。
フォークリフト免許の取得方法
フォークリフトを運転するためには、フォークリフト免許の取得が必須。
取得にかかる時間は、所持している免許の種類にもよりますが、比較的簡単に取得できます。
比較的簡単に取得でき、さらに汎用性の高い資格を探している人は、ぜひフォークリフト免許の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
フォークリフト免許の講習時間
先述の通り、フォークリフト免許取得にあたり受けなければならない講習時間は、所持免許の種類によります。
大型特殊免許保持者
講習時間:11時間
普通・大型免許保持及び1t未満フォークリフト3ヶ月以上経験者
講習時間:11時間
免許なし。1t未満フォークリフト6ヶ月以上経験者
講習時間:15時間
普通免許保持者
講習時間:31時間
免許・現場経験なし
講習時間:35時間
受験資格
18歳以上
受験費用
講習を受ける施設や講習時間にもよりますが、講習時間11時間の人の場合は12,500円〜24,000円程度で取得できます。
またいずれの免許資格もなく現場経験がない人の場合、35時間の講習が必要ですが、この場合も40,000円~50,000円程度で取得できます。
受験会場
受験会場は、全国各地にあるため、最寄りの講習場を探してみましょう。
コマツなどの大手フォークリフトメーカーが提供している講習場や教習センターなどがあります。
教習所によって料金が異なるため、安く受講したい人は受講費も調べておくと良いでしょう。
資格取得までの流れ
フォークリフト運転資格を取得する流れは次の通りです。
➀教習所探し
まずは通いたい教習所を探しましょう。
平日の受講が難しい人は、土日開講している教習所を探しましょう。
➁申し込み
受講する教習所が決まったら申し込みを行います。
その際、講習開始日時の予約も同時に行います。
➂学科講習・学科試験
講習当日は、学科講習から行われます。
また一連の学科講習が終了した後は、学科試験が行われます。
➃実技講習・実技試験
学科試験に合格した後、実技講習が行われます。
実技講習を全て終了した後、試験が実施されます。
実技試験に合格しようやく、免許が交付されます。
スキルを身に付けてお給料UPさせよう!
一昔前までは、スキマバイトは未経験者向けの案件が中心でした。
しかしスキマバイト需要の高まりや人手不足問題なども相まって、特別なスキルや資格を持つ人の雇用・案件も増えてきました。
スキルや資格が求められる仕事は、通常の案件よりも給与が高く設定されていることもあり、効率的に稼ぐことができます。
「スキマバイトはスキルが身に付かない」と言われることもありますが、自身の取り組み次第で新しいスキルを身に付けることも可能です。
ぜひ新しいスキルを身に付けてお給料をUPさせていきましょう!