退職後も仕事で繋がりを。ギグワークでシニアの新しい仕事の在り方を実現!
23.01.17

2030年に日本の人口の1/3が65歳以上の高齢者になる、超高齢化社会が訪れると言われています。
高齢者の割合が増えるに伴い、労働力不足問題も拍車がかかります。
その中で学生や主婦だけではなく、経験豊富なシニア層の雇用が活性化しているのをご存知でしょうか。
また人生100年時代と言われる中で、シニア層もできるだけ長く働き続けたいという意向があります。
そんな企業の労働力確保に向けた動きとシニア層の労働意向にマッチする働き方がギグワークなんです!
ギグワークというと、若い世代やサラリーマン世代の活用が中心と思われがち。
しかしシニア層の利用も年々増加傾向にあります。
本記事では、シニアの新しい仕事の在り方をお伝えします!
シニア層とギグワークの親和性
ギグワーク=ITリテラシーの高い若い世代の働き方というイメージをお持ちの方も多いかと思います。
そのため、ギグワークがシニア層に受け入れられるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
シニア層の就労意向を調査したアンケートからは、実はシニア層とギグワークの親和性は非常に高いことが分かります。
ディップ総合研究所が実施した60~74歳を対象にした調査によると、次のような回答結果が得られています。
シニアの理想の働き方
仕事の仕方については「これまでのスキル・能力を活かしたい」(72.4%)、同僚については「様々な世代の人たちと働きたい」(64.9%)と思っているシニアが多い結果となりました。
ギグワークは、1日単位で様々な仕事を請け負えるため、これまでの経験やスキルが活きる仕事を選ぶことができるでしょう。
また様々な世代の人たちと働きたいという想いに対しても、ギグワーク以上に多様な人と働く機会が得られる働き方はないのではないでしょうか。
シニアの就業理由
働きたい理由について問う項目については、次のような結果になりました。
1位「家計・生計や貯金貯蓄」
2位「お小遣いや自由に使えるお金」
3位「元気なうちは働くのが当たり前だと思うから」
4位「健康維持のため」
5位「社会や人とのつながりが実感できるから」
1位・2位ともに収入のためと答えた対象者が多いものの、健康維持や社会や人との繋がりを求めて就労するシニア層も一定数居ることが伺えます。
その点に関しても、ギグワークという単発で仕事を請け負える働き方は、個々の体調・収入・対人意向に応じて柔軟に対応できる働き方です。
理想の勤務日数と現実の勤務日数
理想・現実ともに「週4~5日」と回答した人が最も多いものの、「週2~3日」と回答した人も3割近くに上ります。
体力面に懸念がある方や、趣味等に時間を割きたい方などにとって働く日数を調整できるギグワークは、需要にマッチする働き方と言えそうですね。
参考:ディップ総合研究所
シニア層に人気のギグワークって何?
では実際にギグワークに取り組むにあたり、シニア層に人気の仕事とはどんな仕事なのか気になるところ。
本項目では、シニア層におすすめのギグワークをご紹介します。
製造業系
製造系=専門的な知識・技術が必要と思われている方も多いですが、実は未経験の方でも挑戦できる単純作業中心の仕事もたくさんあります。
中には4~6時間程度で終了する仕事もあり、シニアの方にも人気が高い案件です。
また都度募集している案件も多いため、ギグワークながら馴染みの現場を作りやすいのも魅力の1つです。
農業系
最近人気を集めている農業系のギグワーク。
個人農園や家庭菜園経験者に人気の案件です。野菜や果物の栽培方法や栽培のコツを生産者の方から直に話を聞けるのも農業系ギグワークの魅力の1つではないでしょうか。
適度に身体を動かすため、健康維持などを目的に働きたい方にはピッタリの案件です。
清掃系
清掃系の仕事もシニア層に人気の案件です。
1人で黙々と作業を進める現場もあれば、チームで対応する案件もあります。
自分の希望に合った案件を選びやすい点がポイントです◎
ギグワークで豊かなセカンドライフを実現!
ご紹介の通り、ギグワークは「はたらく」をもっと自由にできる働き方。
退職後も仕事で繋がりを得たい方にとっては、自分の希望に合ったワークスタイルで仕事できます。
そのため、無理なく自分らしく仕事に取り組むことができるでしょう。
セカンドキャリアや退職後の働き方にお悩みであれば、ぜひギグワークでシニアの新しい仕事の在り方を実現してみてください♪