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正しい転職の仕方

26.01.27

「今の職場にいても将来が見えない」「もっと正当に評価される環境へ行きたい」——そんな思いを抱えながら、毎日を過ごしていませんか。転職は人生の大きな転機です。しかし、焦って闇雲に動き出すと、結局「どこへ行っても同じだった」という後悔を招きかねません。

正しい転職の仕方を知ることは、単に内定を得ることではなく、入社後の幸福度を最大化することに繋がります。本記事では、転職を決意してから円満に退職し、新しい一歩を踏み出すまでの流れを解説します。

転職理由を整理する

転職活動を始めるにあたって、「転職理由を整理する」ことが大切です。転職理由が曖昧なまま動き出すと、面接で説得力のある回答ができなかったり、内定をもらうことがゴールになってしまい、入社後に再び同じ悩みに直面したりするリスクがあります。

まず自分の内面にある「ネガティブな不満」をすべて書き出し、それを「ポジティブな目的」へと変換してみましょう。例えば「残業が多くて嫌だ」という不満は、「ワークライフバランスを整えて、資格取得や自己研鑽の時間を確保し、市場価値を高めたい」という目的に変換できます。このように、転職によって「何を手に入れたいのか」を明確にすることで、企業選びの軸が定まり、ブレない転職活動が可能になります。

さらに、自己分析を通じて強みを再発見する工程も欠かせません。これまでのキャリアで、どんな時にやりがいを感じ、どんな成果を出してきたのかを棚卸しします。ここで大切なのは、数値化できる実績(売上〇%達成など)だけでなく、「ポータブルスキル(どの職場でも通用する能力)」を見つけることです。例えば、周囲との調整力や問題の根本原因を見抜く分析力、粘り強い交渉力などです。

30代前後の方であれば、後輩の育成経験やチームをまとめた経験も大きな武器になります。自己分析は、自分の市場価値を正しく把握するための作業でもあります。自分の強みが明確になれば、どの業界や職種ならその強みが最大化されるのかが見えてくるでしょう。

転職先を考える

転職理由が整理できたら、次は「どこで働くか」を決める企業選びのフェーズに移ります。ここでは、知名度や年収といった表面的なスペックだけで選んでしまわないよう、留意しましょう。もちろん条件は大切ですが、それ以上に「その企業の文化や価値観が、自分の価値観と合致しているか」という視点が、長期的なキャリア形成には不可欠です。

まずは、「専門スキルの習得」「柔軟な働き方」「社会的貢献度の高さ」など、自分が仕事に求める優先順位(軸)を3つほど決めましょう。この軸に照らし合わせて、候補となる企業を精査していくことで、納得感のある転職に近づきます。

情報収集に注力する

転職先を選ぶ際は、求人票に書かれていることだけを鵜呑みにせず、多角的な情報収集を心がけましょう。最近では、社員の口コミサイトや、SNSでの発信、Wantedlyのようなストーリーを重視した媒体など、企業の「素の顔」を知る手段が増えています。どのような雰囲気で仕事が進んでいるのか、上司との距離感はどうか、残業のリアルはどうかなど、具体的にイメージできる情報を多角的に集めることで、「思っていたのと違った」というミスマッチを防止できます。

成長可能性と自分の役割を見極める

企業を選ぶ際、その企業が成長しているかどうかは、自身のキャリア形成を大きく左右します。成長している企業には新しいチャンスが次々と生まれ、若手や中途採用者にも責任ある仕事を任される機会も多いですが、成長が停滞している企業では、空きポストが出るのを待つだけになってしまうかもしれません。自分が「攻め」の姿勢でキャリアを築きたいのか、それとも「安定」を重視するのかを、今一度自分に問いかけてみてください。

そして、その企業に入ったとき、自分が具体的にどのような貢献ができるのか、「自分の役割」を想像してみましょう。「自分のスキルで、この企業の〇〇という課題を解決できる」という明確なイメージが持てる企業こそ、あなたのスキルが活かせる場所です。単に「雇ってもらう」という感覚ではなく、「自分のスキルをこの企業に提供し、お互いに成長する」というパートナーシップの視点で転職先を考えてみることで、新たなキャリアの可能性を見つけ出すことができるでしょう。

エージェントに登録する

自分一人で転職活動を進めるのは、情報量や客観性の面で限界があります。そこで活用したいのが「転職エージェント」です。エージェントは、キャリアの棚卸しをサポートし、市場価値を客観的に評価し、企業の内部事情に基づいたアドバイスをくれる「伴走者」です。特に非公開求人(一般には公開されていない重要なポスト)を扱っていることも多く、登録するだけで選択肢が大きく広がります。

ただし、エージェントにも、相性の良し悪しは必ずあります。一社だけでなく、大手から特化型まで2〜3社に登録し、複数の担当者と話をしてみましょう。良いエージェントと出会えれば、履歴書の添削や面接対策、さらには個人では難しい年収交渉まで強力にサポートしてくれます。また、エージェントにはそれぞれ得意分野があります。リクルートやdodaのような総合型は求人数が圧倒的ですが、特定の業界に特化したエージェントは、その業界特有の事情や面接の傾向を熟知しています。30代以上のミドル層であれば、ハイクラス向けのスカウト型サイトを併用するのも有効です。複数のエージェントを利用することで、自分の市場価値を多角的に把握できるようになります。

なお、エージェントとの面談では、見栄を張らずに自分の「本音」を伝えることが成功の鍵です。転職理由の背景にある悩みや譲れない条件、さらには自分のスキルの弱点も含めて正直に話しましょう。

会社への離職の意思を伝える

内定を勝ち取った後は、退職交渉を進めましょう。伝えるタイミングは、就業規則で定められた期間(通常は1ヶ月〜3ヶ月前)を守るのがマナーですが、引継ぎの期間を十分に考慮して、できるだけ余裕を持って切り出すのが理想です。理由は「個人的な事情」とし、不平不満は一切口にしないのが鉄則です。「新しい挑戦をしたい」という前向きな理由を述べましょう。

退職の意思を伝える場は、必ず「会議室」などの個室を選び、上司の時間を確認の上、あらかじめ予約しておきましょう。立ち話やメールで済ませるのは失礼にあたります。冒頭で「お伝えしたいことがあります」という表現を使うことで、相談ではなく「決定事項の報告」であることを示唆できます。引き留められた際も、「もう次の会社と契約を交わしました」と、毅然とした態度で事実を伝えましょう。

また、退職が決まったら、即座に引継ぎ資料の作成に取りかかり、自分が去った後も業務が滞りなく回るよう、誠実な対応を尽くしましょう。

離職の意思の伝え方例

【例1:キャリアアップを理由にする場合】

「〇〇課長、お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。本日は、退職の意思をお伝えしたく参りました。今の職場では多くの経験を積ませていただき大変感謝しておりますが、以前から挑戦したいと考えていた〇〇の分野で、一から勝負してみたいという気持ちが強くなり、この度、転職を決意いたしました。
すでに入社先も決まっており、〇月末をもちまして退職させていただきたいと考えております。残りの期間、引継ぎに全力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。」

【例2:一身上の都合・家庭の事情を理由にする場合】

「部長、お疲れ様です。一身上の都合により、〇月末で退職させていただきたく、ご報告に参りました。これまで多大なご指導をいただき、心から感謝しております。家庭の状況が変わり、より柔軟な働き方や別の環境での再スタートが必要になったため、悩んだ末に決断いたしました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、退職日まで責任を持って業務を全うし、後任の方への引継ぎも完璧に行う所存です。何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。」

転職から入社まで日数が空いたらスキマバイトがおすすめ

無事に内定を勝ち取り、現職の退職日も決まると、次の入社日まで数週間から一ヶ月程度の「空白期間」ができることがあります。この期間は、長年走り続けてきた自分へのご褒美としてゆっくり過ごすのも素敵ですが、実は「スキマバイト」を活用して有意義に過ごす人も増えています。
転職には、引っ越し費用や新しい職場での身だしなみを整える費用など、意外と出費が重なるものです。スキマバイトなら、数時間から一日単位で働けるため、入社準備の合間に効率よく資金を稼ぐことができるでしょう。

まとめ

正しい転職の仕方とは、単に「会社を変える」ことではなく、自分のキャリアを形成する手段の一つです。
このステップを一つひとつ丁寧に進めていくことで、転職のリスクは最小限になり、得られる可能性やチャンスを最大化することができるでしょう。

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