2024年度は824億円の市場規模予定!スキマバイトの今後
24.08.20

スキマバイトが日本で定着し始めたのは2018年代ごろからと言われています。
もちろん、それ以前からもスキマバイトのように単発で仕事請け負うような働き方はありました。
しかし、インターネットの普及やプラットフォームサービスの市場拡大、さらには働き方改革や副業推進の動きなどが相まって、スキマバイトという働き方の認知が広がったと考えられます。
また新型コロナウイルスの影響によってフード配達のスキマバイトが注目を集めたのも、スキマバイトの市場が拡大した要因の1つと考えられるでしょう。
しかし、新型コロナウイルスが落ち着いた今、スキマバイトは未だ需要がある働き方なのでしょうか?
そこで今回は、スキマバイト市場の現状を紹介すると共に、スキマバイトの今後についても解説したいと思います!
2022年・2023年のスキマバイト市場の様子!
矢野経済研究所が公表した、国内のスポットワーク仲介サービス市場の調査結果によると、2022年度のスポットワーク仲介サービス市場(単発バイト求人情報サービス市場、短期バイト人材紹介サービス市場、人材マッチングサービス市場の3市場計)の市場規模は、648億円になりました。2021年と比較し、約30%もの市場拡大を実現しています。
また2023年度のスポットワーク仲介サービス市場の市場規模は、前年度比27.2%増の824億円になる見込みとのこと。
新型コロナウイルスが落ち着きを見せ始めた2023年時点においても、更なる市場の拡大が見込まれています。
引用:矢野経済研究所『国内のスポットワーク仲介サービス市場の調査結果』
2024年もスキマバイト市場は拡大する?
では、2024年のスキマバイト市場はどのような動きになるのでしょうか?
結論から申し上げると、2024年もスキマバイト市場は拡大すると考えられます。
その理由として、次のような要因があると言えるでしょう。
労働人口の減少
少子高齢化に伴う労働人口の減少により、あらゆる産業での人手不足が大きな課題として取り沙汰されています。
スキマバイトは、不足した人員を手軽に補填できるとして、企業や雇用者側にもメリットが得られる産業です。
今後も労働人口不足は、さらに喫緊の課題になると考えられることから、スポットワーク仲介サービスの利用者および利用企業は増加していくと考えられるでしょう。
多様な働き方のニーズ
一人ひとりのライフスタイルや価値観が多様化している現代社会では、自分の都合に合わせて働けるスキマバイトがより一層求められるようになるでしょう。
物価上昇
物価上昇を受け、本業収入だけでは生活に困窮するケースも散見されるようになりました。
またゆとりある生活を実現するために、スキマバイトを通じて収入を増やしたいと考えるワーカーも増えつつあります。
このように社会情勢の変化もスキマバイト市場が拡大する後押しになっていると言えるでしょう。
デジタル化の進展
IT技術の進歩により、自宅からでも様々な仕事に取り組めるようになりました
スキマバイトの中には、自宅で取り組める案件もあり、今後は現場に出向く案件のみならず、場所を選ばずに働けるスキマバイトの需要も増えるでしょう。
以上のような要因から、2024年もスキマバイト市場が拡大すると予想されます。
今のうちから参画しておくことで、スキマバイトの強みや働き方の利点を活かしながら活用することができるでしょう。
今からでも遅くない!スキマ時間を活かしたいならネクストレベル!
スキマバイトは、新型コロナウイルスにおける一時の流行から下火になったと思われる人も多いかもしれません。
しかしふたを開けてみると、実際は様々な要因からその市場を拡大させています。
今後も様々な産業・業種の求人が募集されると考えられるでしょう。
「今からスキマバイトに取り組むなんて遅いんじゃないの?」と思われている人もご安心ください!
スキマバイトは、今後もさらに市場を拡大させると推察されます。
スキマ時間を活用したいと考えるのであれば、ぜひこの機会にスキマバイトに挑戦してみてくださいね♪