「在宅でできる!注目のギグワーク『文字起こし』の仕事内容とは?
24.01.17

スポット的に仕事を請け負えるギグワーク需要の高まりに伴い、少しずつ在宅で仕事を請け負える案件も増えてきました。
在宅の仕事と一口に言っても様々な案件があり、「どの求人にエントリーしようか迷ってしまう…。」という人もいるのではないでしょうか。
しかし難易度の高い案件やスキルが求められる案件の場合、「最後まで業務を全うできるのか」といった不安や「エントリーしてもなかなか通らない」といった悩みをお持ちの方も多いかと思います。
そこで今回は、ギグワーク初心者でも取り組みやすい『文字起こし』の仕事について紹介します。
『文字起こし』ってどんな仕事なの?
まずは文字起こしとはどのような仕事なのか、文字起こしの対象と文字起こしの形式を紹介します。
文字起こしの対象
文字起こしとは、録画・録音された会話・トーク内容をタイピングで文字に起こす作業のことを指します。
元となるデータは、次の通り多岐に渡ります。
- 学会
- 講演
- シンポジウム
- セミナー
- ワークショップ
- 取材(インタビュー)
- 対談
- ミーティング
- You Tube など
これらの録画・録音データを視聴しながら文字化していきます。
文字起こしの形式
文字起こしの形式は、主に次の3種です。
素起こし
素起こしは、録音・録画データの音声を忠実に文字化する作業のことを言います。
「えー」「うーん」といった相槌や笑い声なども文字に起こします。全てを文字化するため、時間がかかる傾向があります。
ケバ取り
ケバ取りは「えー」「うーん」などの相槌・笑い声・独り言など、内容とは無関係な言葉を取り除きながら文字化する作業のことを指します。
整文
整文は、ケバ取りに加え読みやすい内容に書き直す作業です。
ただ文章を整えるだけではなく、内容の雰囲気を重視するのか、読みやすさを重視しながら整文するのかは要望によって異なります。
文章力や文法力も必要になる作業です。
『文字起こし』っていくらぐらい稼げるの?
文字起こしの報酬は、時給制ではなく1本もしくは1文字あたりといった単価報酬になるケースが大半です。
TikTokなど1本1分程度の案件の場合、経験や受け持つ本数などから50円~100円程度の報酬が支払われます。
インタビューや講演会など1本1時間以上の文字起こしの場合、1時間あたり3000円前後が相場となります。経験者や用語理解が必要な文字起こしの場合は、1時間あたり5000円~6000程になることもあります。
また英語・中国語など外国語の文字起こしの場合は、さらに単価が上がることが期待できるでしょう。
『文字起こし』の仕事のメリット
文字起こしの仕事のメリットは次の通りです。
好きな時間に好きな場所で仕事ができる
文字起こしのお仕事は、パソコンや場合によってはネット環境さえあれば好きな時間に好きな場所で作業をすることができる点です。
小さなお子さまがいる人や副業で取り組みたいと考えている人にもピッタリの仕事と言えるでしょう。
タイピングスキルが向上する
文字起こしは会話のスピードに合わせて間違えることなくタイピングしていかなければなりません。
そのため、作業に取り組むだけで自然とタイピングスキルが向上し、スピードも速くなるでしょう。
自分のペースで仕事に取り組める
自分ペースで仕事に取り組めるのも文字起こしの魅力と言えるでしょう。
1人でもくもくと取り組む仕事のため、「単純作業が好き」「集中して仕事に取り組みたい」という人におすすめです。
スキマ時間を活用できる
文字起こしの仕事の大半が定められた納期までに文字起こしデータを納品すればOKです。
納品に向けてコツコツスキマ時間を活用できるため、空き時間を仕事に充てたいと考えている人は、ぜひ文字起こしの仕事も検討してみてはいかがでしょうか。
『文字起こし』の仕事に向いている人
最後に文字起こしの仕事に向いている人を紹介します。
1つでも該当するようであれば、ぜひチャレンジしてみてください!
- タイピングが得意な人
- 正確性に富んでいる人
- コツコツ作業が苦にならない人
- 時間配分が得意な人
- AIツールやショートカットなど活用できる人
- 集中して作業を続けられる人 など
文字起こし自体誰でも簡単に取り組める仕事ですが、続けていくことやまとまった報酬を手にすることを考えると、仕事への向き・不向きを知ることは大切です。
ギグワークであれば、スポット的に仕事を請け負うことができるため、興味がある人は積極的に挑戦してみてくださいね♪
文字起こしのギグワーク まとめ
文字起こしのギグワークは未経験から始められるだけではなく、スポット的に仕事を請け負うことも可能です。
「自分に務まるかな?」と不安に感じている人もぜひ挑戦してみてください♪